こんにちは、AYLBlog を運営しているRyoです。
今回は投資初心者や初めて投資をする方向けの投資講座として、投資の必要性やそもそも投資とはどういうことなのか、自分の目的にあったおすすめの投資法などについて解説していこうと思います。
投資初心者の方や初めて投資をする方が投資のことや投資の必要性について理解することが出来るような記事を目指していくので、必要と思った情報についてはどんどん追記していこうと思います。
この記事では
▷ そもそも投資とは何か
▷ リスクを取って投資をする必要はあるのか
▷ 自分の目的にあったおすすめの投資法の見つけ方
▷ 投資を行う際に重要なこと
▷ 初心者にもおすすめな証券口座について
について詳しく解説しています。
そもそも投資とは何か

まず初めに投資とは何かについて解説していきます。
投資とは長期目線で利益を得ることが目的
資産運用の世界には、『投資』と『投機』という言葉があります。
よく話題になる話として、1年で資産を2倍や5倍、10倍にしましたとか、1年で億り人(金融資産1億円越え)になりましたとかがあると思いますが、これを達成している人は『投資』をしているのではなく『投機』をしています。
『投資』と『投機』の違いとしては短期目線か長期目線かということです。
『投資』は長期的に成長することに期待をして資金を投じますが、『投機』は短期的な上がり下がりを予測して資金を投じます。
『投機』を分かりやすい言葉にするとギャンブルです。
そのため、大きく儲ける可能性もありますが、大きく資金を減らしてしまう可能性もあります。
株式投資のデイトレードも『投機』に入ると自分は考えています。
長期的に安全に資産運用をしていくのなら『投資』をする必要があります。
このことについては下記記事で詳しく解説しているため、興味がある方はご覧ください。
リスクを取って投資をする必要性

次になぜリスクを取って投資をする必要があるのかについて解説していきます。
老後2000万円問題
リスクを取って投資をする理由の1つ目として『老後2000万円問題』があります。
少し前に話題になったため記憶に残っている人もいるかもしれませんが、このまま年金だけを頼りにして貯蓄をしないと、老後の生活をしていくために2000万円が足りなくなるといった問題です。
これは今の60歳以上の無職世帯の1か月の平均支出が26万3718円に対して、平均収入額が20万9198円になるため、月平均すると約5万5千円が赤字になります。
月5万5千円赤字になると、年間66万円になり、30年間で約2000万円になります。
老後2000万円問題については下記記事で詳しく解説しています。
しかし、これにはもっと大きな問題があり、生活というのは人それぞれであり平均よりも支出が少ない人もいれば平均よりも多い人もいるということと人生100年時代と言われている今の時代で老後30年しか生きることを考えていないというのは、長生きをした時に生活する資金がなくなってしまうということです。
これらのことを考慮すると2000万円、3000万円と言った決まった金額を貯めるというよりは、使っても減らない資産を作る必要があります。
投資について知らない人が聞くと新手の詐欺かな?と思うかもしれませんが、投資の世界では有名な話になります。
それは『4%ルール』というものになります。
『4%ルール』とは、毎年資産の4%を切り崩しながら生活していくことを指しています。
米国の有名な指数であるS&P500に投資をすると30年間の年平均リターンは5~6%と言われています。
そのため、資産が5%増えればそこから4%を切り崩しても資産が減っていきません。
もちろん毎年コンスタントに5~6%増えていくわけではありません。
時には資産が減ったり、時には資産が大きく増えたりしますが、年金で足りない分だけ切り崩したり、マイナスになった時は切り崩さないなどのルールを作ることで資産を最大限に長生きさせることが出来ます。
このように貯めた資産を減らさずに生活することが出来れば、100年生きようが120年生きようが生活するための資金がなくなってしまうという心配をすることはなくなります。
『4%ルール』については下記記事で詳しく解説しています。
終身雇用制度の崩壊
リスクを取って投資をする理由の2つ目として『終身雇用制度の崩壊』があります。
これはトヨタ自動車の社長が『終身雇用を守っていくのは厳しい』と発言したことから分かるように、これからはいろんな会社で終身雇用制度が崩壊していくと考えられます。
今までは大企業に就職すれば生涯安定と言われていましたが、これからの時代の安定は大企業に就職することではなくなるということです。
特に今かなり話題になっているコロナウイルスによる経済の影響を考えると一目瞭然だと思います。
サービス業に就いている人達の中には会社をクビになったり、かなり給料が減ったり、自営業者だと会社が潰れたりと会社に依存しているのがどれだけ危険か分かると思います。
仮に1か月の収入源が会社の給料だけだと、会社をクビになってしまうと収入が0になってしまいます。
しかし、投資をしていて配当金を月2万円貰えていたとしたら、会社をクビになったとしても収入が0になるよりは少しかもしれませんが安心出来ると思います。
さらにブログなどのネットビジネスからの収入が月3万円あったとしたらもっと安心出来ると思います。
このように会社以外の収入源を複数作ることがこれからの時代の安定になります。
今の時代の安定については下記記事で詳しく解説しています。
お金持ちになるための法則r>g
リスクを取って投資をする理由の3つ目として『お金持ちになるための法則r>g』というものがあります。
この法則はお金持ちがどんどんお金持ちになることを表した法則になります。
『r』は資産収益率(資産からのリターン)を表し、『g』は労働収益率(毎年の給料増加率)を表しています。
『r』は5~6%と言われ、『g』は1~2%と言われています。
このことから分かるようにリターンをもたらしてくれる資産(株式・債券・不動産など)を保有している人と仕事しかしていない人とでは毎年3~4%の格差が生まれていきます。
これが毎年複利で成長していくため、10年、20年と時間が経つごとに格差はどんどん大きくなっていきます。
そのためお金持ちになりたいのであればリターンをもたらしてくれる資産を保有する=投資をする必要があります。
お金持ちになるための法則r>gについては下記記事で詳しく解説しています。
人生を最大限に楽しむ
リスクを取って投資をする理由の4つ目として『人生を最大限に楽しむことが出来る』ということです。
みなさんは自分がやりたい仕事をしていますか?
それとも好きでなはいけれど、生活をするためにしかたなく仕事をしていますか?
この質問をした時にたぶん後者の割合の方が多いのではないかと思います。
もし、贅沢は出来ないけれど仕事をしなくても毎日生活していくことが出来る生き方があると言ったら、なりたいでしょうか。
この世の中にはそういった生活をする方法があります。
そのような生き方を『FIRE』と言います。
『FIRE』とは、Financial Independence Retire Early(ファイナンシャル インデペンデンス リタイヤ アーリー)の頭文字を取っており、経済的自立と早期退職を意味します。
自分もこの『FIRE』を達成するために投資やブログの運営を頑張っています。
仮に『FIRE』を達成することが出来れば、仕事をするかしないかの選択が出来ますし、給料のことを気にせずに自分がやりたい仕事に就くことが出来ます。
贅沢をしたければ、アルバイトなどをして月数万円を稼いでそれを自分がやりたいことに全額使う事も出来ます。
人生は一度きりのため、自分がやりたいことを全力でやったり、好きな人と出来るだけ長く一緒に過ごしたりする方が人生の質が上がると思います。
『FIRE』の達成はかなり大変ですが、『サイドFIRE』といった生き方もあります。
『FIRE』や『サイドFIRE』については下記記事で詳しく解説しています。
自分の目的にあったおすすめの投資法の見つけ方

次に自分の目的にあったおすすめの投資法の見つけ方について解説していきます。
資産を増やしたいか、キャッシュフローを増やしたいか
投資をするにあたって大切なことが『何を目的に投資をするか』ということです。
ここが定まっていないと投資スタイルも定まりませんし、暴落などがあった時に狼狽売りをしてしまったりします。
投資をする目的には大きく分けて2つの目的があると思います。
それは資産を増やしたいのか、それとも毎月のキャッシュフローを増やしたいのかです。
具体的な目的にすると老後資産を貯めたいとか、FIREを達成するために資産を増やしたいなどが資産を増やすという目的、日々の生活を少しでも豊かにしたいとか、FIREを達成するために不労所得を増やしたなどが毎月のキャッシュフローを増やしたいという目的になると思います。
投資をする目的を決めることの重要性については下記記事で詳しく解説しています。
資産を増やすならインデックス投資がおすすめ
資産を増やすことが目的であるなら、投資信託によるインデックス投資がおすすめになります。
なぜおすすめかというと、投資信託は一度積立設定をしてしまえばあとはほったらかしにしておいても大丈夫だということと、つみたてNISAを利用出来るということです。
つみたてNISAを利用することで投資による利益を非課税にすることが出来るため、効率的に資産を増やしていくことが可能になります。
つみたてNISAについては下記記事で詳しく解説しています。
投資信託の中でも投資対象としておすすめなのがインデックスファンドになります。
インデックスファンドというのは、日本でいう日経平均株価やTOPIX、アメリカでいうS&P500やナスダックと言った株価指数というものに投資をする商品のことです。
特にアメリカのS&P500に投資が出来るインデックスファンドは30年間の年平均リターンが5~6%と言われています。
S&P500については下記記事で詳しく解説しています。
つみたてNISAを利用してS&P500のインデックスファンド(年間リターン5%)を毎月3.3万円ずつ30年間投資し続けると、評価額は約2750万円になります。
投資をしなかった場合は1188万円になるため、投資をすると資産が2倍以上になるということです。
もちろん投資の世界では確実にこれだけの金額になるということはないため、あくまでも参考程度に考えてください。
投資信託については下記記事で詳しく解説しています。
資産を増やす目的の投資にはデメリットがあります。
それは生活が豊かになることはないということです。
目的の資産が積み上がるまではひたすら投資をし続けていくだけのため、生活が豊かになっていくことがありません。
そのため、投資を続けていくモチベーションを保ち続けることが大切になってきます。
毎月のキャッシュフローを増やすなら米国高配当株式投資がおすすめ
毎月のキャッシュフローを増やすことが目的であれば、米国高配当株式投資をおすすめします。
高配当株式投資とは、配当利回りが高い株式を買い、保有することで定期的に配当金を得る投資になります。
高配当株式投資を行うメリットとしては、トレードをする必要がないため初心者でも利益を出すことが出来ます。
しかし、配当利回りが高い株式というのは財務が不安定の企業もあるため、株式選びが重要になってきます。
そこで自分がおすすめするのは米国株の連続増配年数が多い株式を買うことまたは高配当ETFを買うことです。
連続増配年数が多いということは、経営基盤がしっかりしていたり、安定したビジネスモデルを構築していることが多いです。
個別株はリスクが高すぎるという人は、米国高配当ETFがおすすめです。
ETFとは上場投資信託のことで1つのETFだけでも数十~数百銘柄への分散投資が可能になります。
ETFは上場しているため株式と同じようにリアルタイムで取引が可能です。
ETFについては下記記事で詳しく解説しています。
毎月のキャッシュフローを増やす投資のデメリットは資産はそれほど増えないということです。
どうしても高配当銘柄というのは株価がそこまで成長しないため、資産自体は増えないのですがその代わりに毎月のキャッシュフローが増えていくというものになります。
自分が行っている投資法もこの毎月のキャッシュフローを増やす投資になります。
自分が行っている投資法はバフェット太郎さんが書いた『バカでも稼げる!米国高配当投資』で紹介されている物を参考にしています。
バフェット太郎さんと違う点としては、個別株だけではなくETFへの投資も考えているということだけになります。
詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。
投資を行う際に重要なこと

ここまで投資の重要性や自分に合った投資法の見つけ方などについて解説してきましたが、次は投資をする際に重要なことについて解説していきます。
生活防衛資金を貯める
投資をする際に重要なことは、前述した投資をする目的を決めることも重要なことですが、『生活防衛資金を貯める』こともかなり重要になります。
生活防衛資金とは、自分や家族に万が一のことがあった時に生活を送るためのお金になります。
会社が倒産したり、クビになってしまったり、病気によって入院が必要になり収入が減少してしまった時のセーフティーネットとして生活防衛資金を貯めておく必要があります。
この生活防衛資金が貯まっていることで、リスクある行動を取ることが出来ます。
詳しくは下記記事で詳しく解説しています。
初心者にもおすすめな証券口座

次に初心者にもおすすめな証券口座について解説します。
そもそも証券口座とは
証券口座というのは投資を行う専用の口座で、株式の購入・売却、株式の保有、投資信託やETFの買い付けを行うことが出来ます。
初心者にもおすすめな証券口座その1『楽天証券』
初心者におすすめの証券口座の1つ目として楽天証券があります。
楽天というと知らない人がいないのではないかという程の知名度があり、楽天サービスを利用している人は多いと思います。
楽天証券は基本的な手数料が安いというのは当たり前なのですが、他の楽天サービスと連携することで楽天ポイントが貰えたり、SPU倍率が上がったり、証券口座への振込手数料が無料になったりとたくさんのメリットがあります。
楽天証券については下記記事で詳しく解説しています。
初心者にもおすすめな証券口座その2『SBI証券』
初心者におすすめの証券口座の2つ目としてSBI証券があります。
SBI証券では楽天証券では出来ない、米国ETFの定期積立設定が出来ます。
最近米国株や米国ETFに注目が集まっているため、米国ETFの定期積立が出来るのはSBI証券の大きな強みだと思います。
最後に

今回は投資初心者の方や投資をしようか迷っている人向けに投資とはどういうものなのかといった基礎的なことから、投資の必要性、自分に合った投資法の見つけ方、投資を行う際の重要なこと、初心者にもおすすめな証券口座まで完全解説していきました。
ここまで読んでくれた方の中には、投資に興味を持ってくれた人や、自分に合った投資法を見つけた方がいるかもしれません。
そこで最後に投資を始める際に注意して欲しいことについて解説します。
それは投資をすることを『投資の知識がない人に相談すること』です。
これだけは絶対にやってはいけません。
なぜなら、日本という国はまだまだ投資への悪いイメージを持った方が多くいるため、投資の知識がない人に相談してしまうとほぼ100%の確率で『やめておけ』と言われるからです。
このことについては下記記事で詳しく解説しています。
みなさんが少しでも投資に興味を持って、未来が良くなるための行動を起こしてくれることを願っています。
今後も必要だなと思った情報はどんどん追記していきます!
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最後までお読みいただきありがとうございました!
投資をする最終判断は自己責任でお願いします。
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