こんにちは、AYLBlog を運営しているRyoです。
今回は今年の最初に決めた今年の投資目標についての中間報告を行っていきます。
ただ、今の米国市場の状態を考えるとなんとなく察しがつく方が多いのではないかと思います。
この記事は下記のようなことを知りたい方におすすめの記事になっています。
▷ 2022年の米国市場の状況
▷ 2022年の投資方針と所感
▷ 2022年の投資目標に対する達成度
2022年の米国市場の状況

まず初めに2022年の米国市場の状況について簡単に解説していきます。
米国3指数が-16%~-30%の暴落
米国市場は2022年に入ってからインフレによる利上げ懸念やQTによって暴落しています。
2022年6月24日時点での米国3指数のパフォーマンスが下記の画像のようになっています。
ダウ平均株価が-16.15%、S&P500が-20.87%、NASDAQ総合指数が-29.06%と昨年までの勢いとは裏腹に2022年に入ってから一貫して下落し続けています。
反対にドル円は急上昇を見せており、年初115円だったドル円は今現在134円と19円もの大暴騰(+16.5%)となっています。
そのおかげで円ベースでの評価額はそこまで大きく下がってはいないのですが、米国株を買う時に少し躊躇してしまいます。

2022年の投資方針と所感

次に2022年の投資方針と所感について解説していきます。
2022年の投資方針と所感
投資方針その①:月々の最低投資金額を140,000円に設定
こちらに関しては去年予想以上に入金力を上げることが出来たため、今年は140,000円まで上げようと思い設定していました。
ただ、今年は本業がかなり落ち着きそうだったため上場幅としては+10,000円としていました。
これ関して現状はどうかなっているかと言うと最低投資金額は130,000円のままとなっています。
今年は昇給があったり、通信費がポイント払いによって0円になったり、ふるさと納税による節税があったりと最低投資金額を上昇させるだけの材料はあったのですが、本業の落ち着き具合が7月以降加速しそうだと感じているためです。
7月以降は休日出勤がなくなったり、残業規制が入るという噂を聞いたのでここで最低投資金額を目標額まで上げたとしても、他に回せる金額(嫁ちゃんへのプレゼント口座への入金、贅沢費)を減らさないと入金力が確保出来ないという状況になってしまうと、結局最低投資金額を引き下げる必要が出てくるのでそれなら最初から上げなくても良いかなと思っています。
ただし、今年の昇給の影響でボーナスが上昇するのでボーナスに余裕が出れば最低投資金額を140,000円まで上げるかもしれません。
その判断を出来るのは来年の1月ぐらいになってしまうと思いますが。
投資方針その②:生活防衛資金を3カ月分に引き下げる
こちらに関しては厚切りジェイソンさんが生活防衛資金を3カ月にしているということと市場の上昇の恩恵を多く受け、出来るだけ早くFIREを達成するためには使わない予定の資金は少ない方が良いかなと思って設定しています。
それプラス今働いている会社が倒産する可能性が極めて低いと感じているということもあります。
これに関して現状はどうなっているかと言うと生活防衛資金を6カ月→3カ月に圧縮しました。
圧縮した時期は年始だったので投資した銘柄の評価損益は含み損になってしまいましたが、かなり年間配当額を底上げすることが出来ました。
生活防衛資金を3カ月にして半年間過ごしてきましたが、今のところ不安や不便を感じることはないので運用資金がある程度大きくなるまでは生活防衛資金3カ月を維持していこうと思います。
運用資金が1000万円を超えてきたら少しづつ生活防衛資金を引き揚げていこうと思っています。
投資方針その③:メインプランの高配当株式投資は現状のPFで継続
こちらに関しては2021年の前半にMYPFを大きく変更したので、そのPFを維持していくことを目的としています。
変更した内容と言うのが個別株中心のPFからETF中心のPFに変更したということです。
これはカバードコールETFのQYLDやXYLD、50%カバードコールETFのQYLGやXYLG、カバードコールが組み込まれているELNを採用したJEPIなど配当利回りが高いETFの登場が影響しています。
今まではPF全体の配当利回りを上げようと思うとどうしても個別株が中心になっていましたが、上記に示したETFが登場したことでPFに占める銘柄数を抑えることが出来たり、個別銘柄の動向を観察し続けなければいけないという作業がなくなりました。
そのためPFの管理がかなり楽になりました。
これに関連して現状どうなっているかと言うとETF中心のPFを維持することが出来ています。
これは米国市場全体が下落しているので利確による銘柄入れ替えがしづらいということもあります。
正直言うと1銘柄だけ入れ替えをしようかと迷っている銘柄があるのですが、米国市場が好調になってきて、PFに採用したくなるようなETFが出てきたら入れ替えをしようかなと思います。
投資方針その④:サブプランのスイングトレードを開始する
これに関してはメインの高配当株式投資だけでは資産増加の爆発力が低いので、スイングトレードによってその爆発力を補うのが目的です。
いわゆるコアサテライト戦略に該当します。
こちらのスイングトレードはどんなルールでトレードするのかを公開はしていませんが、過去12年間のチャートを元にマイルール作成しバックテストを行った結果、スタート時の金額が10万円で12年後には税引き後で830万円になっていました。
ただし、たった12年間しかバックテストが出来ていないので検証も兼ねてスイングトレードを実施していると言った感じです。
もしこのスイングトレードが上手くいけば、トレードしている銘柄やトレードルールについて公開していくつもりです。
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2022年の投資目標に対する達成度

最後に2022年の投資目標に対する達成度について解説していきます。
投資目標その①:金融資産750万円を突破
こちらに関しては去年の年末時点での金融資産額が508万円だったので今年1年間で242万円の増加が必要になってきます。
現在(2022/6/24)の金融資産額は米国市場全体が下落してしまっている影響で523万円と年末時点から15万円程度の増加で留まってしまっています。
ただし、まだボーナス2回分が残されていたり、今後米国市場が下落し続けるとは限らないので出来る限り入金力を高めつつ、米国市場が少しでも上昇基調に戻ることを祈ってあと約半年間目標に向かって頑張っていこうと思います。
投資目標その②:税引き前年間配当額58万円の達成
こちらに関しては去年の年末時点での税引き前年間配当額が約30万円だったので今年1年間で28万円の増加が必要になってきます。
現在(2022/6/24)の税引き前年間配当額は41.2万円と約半年で13.2万円増加させることが出来ています。
ただし、税引き前年間配当額58万円というのは今年1年間ずっとQYLDに投資をし続けた場合の想定になるので正直かなり厳しいと思っています。
次の投資目標の所で詳しく解説しますが今年の初めまではQYLDを2000株になるまで増やすつもりでした。
しかし、米国市場が下落し続けたことで自分の考え方が変わったので今はQYLDを買い増ししていません。
こちらの投資目標に関しては、今後もマイルールに従って積立を継続していこうと思います。
投資目標その③:QYLD1635株保有
こちらに関しては去年の年末時点でのQYLDの保有数が472株だったので今年1年間で1163株の買い増しが必要になってきます。
しかし、現在は自分の考え方が変わり、QYLDを自己資金で買い増すのは1000株までにしたため、1635株に到達することはなくなりました(ちなみに現在のQYLD保有数は1005株)。
そのため、投資目標をQYLD1635株保有から運用資産額610万円達成に変更しようと思います。
この目標変更の根拠は去年の年末時点でのドル円とQYLDの価格、1163株増加させないといけないと言うものを考慮した結果、追加の投資額として約290万円が必要と言うことになり、去年の年末時点での運用資産額が約320万円だったのでその2つを合わせた合計金額になります。
ちなみに現在の運用資産額は518万円のため、残り92万円の追加投資が必要になってきます。
こちらに関しては達成出来るか出来ないか際どい目標になるため、良い設定金額かなと思います。
まとめ

今回は今年の最初に決めた今年の投資目標についての中間報告を行ってきました。
2022年に入ってから米国市場のパフォーマンスが優れないため、目標の金融資産額には届きそうもない感じになってしまいましたが市場をコントロールすることは出来ないため、自分が出来ることを日々淡々と行っていこうと思います。
QYLDに関しては今回の下落相場で増やしすぎると良くないなと思ったのと1つの銘柄の割合を多くすると減配した時に年間配当額が大きく下がってしまうということを実感したので目標株数を2000株から1000株に下方修正しました。
そのため、投資目標その③は運用資産額を目標に変更しました。
高配当株式投資に関しては自分が決めたルールで淡々と買い増しを行っていくだけなので、そこまでワクワク感やドキドキ感はないのですが、サブプランのスイングトレードに関しては上手くいくかどうかというドキドキ感があります。
もし2022年の投資方針と目標に関して詳しく知りたい方は『【新年】2022年の投資方針と目標について』の方をご覧ください。
自分の保有している銘柄について知りたいという方がいましたら『【高配当株式投資進捗】2022.5月の投資進捗とトータルリターンについて』の方をご覧ください。
投資進捗では毎月購入した銘柄や受け取った配当金、MYPFのトータルリターンなどについての報告を行っています。
みなさんの投資の参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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