こんにちは、AYLBlog を運営しているRyoです。
今回は自分が保有している米国株銘柄『プロクターアンドギャンブル:PG』について解説していきたいと思います。
この記事は下記のようなことを知りたい方におすすめの記事になっています。
▷ プロクターアンドギャンブルの概要
▷ プロクターアンドギャンブルの株価推移
▷ プロクターアンドギャンブルの業績
▷ プロクターアンドギャンブルの配当金推移と年平均増配率
▷ プロクターアンドギャンブルの連続増配年数と配当性向
▷ プロクターアンドギャンブルに投資するメリットとデメリット
プロクターアンドギャンブルというと、わからない人もいるかもしれませんが、P&Gと言うと聞いたことある人は多いのではないかと思います。
自分が投資している企業がどういった企業なのか、過去からの株価推移はどうなのかを分析することはとても大切なことになります。
長期投資をするうえで株式を保有する自信にもつながりますし、これからの時代に向かい風なのか追い風なのかを知ることが出来ます。
向かい風なのであれば保有割合を減らしたり、追い風なのであれば保有割合を増やしたりといったリバランスを自分で考えることも出来ます。
プロクターアンドギャンブルの概要

初めにプロクターアンドギャンブルの概要を簡単に解説していきます。
世界最大の一般消費財メーカー
プロクターアンドギャンブルとは、洗剤や化粧品などの一般消費財を製造販売する企業で世界最大の一般消費財メーカーになります。
ホームケア製品、紙製品(パンパース)、化粧品(マックスファクター)、ヘアケア製品(ヴィダルサスーン、パンテーン、h&s、ハーバルエッセンス)、ヘルスケア製品(歯磨剤 Crest)など多数の事業を保有し、世界180カ国以上で事業展開しています。
世界でも収益性の非常に優れた企業として知られています。
日本ではプロクターアンドギャンブルジャパンを展開しています。
本社はアメリカ合衆国のオハイオ州にあります。
プロクターアンドギャンブルの株価推移

次にプロクターアンドギャンブルの過去からの株価推移を見ていきます。
1968年から2021年10月現在までの株価推移
下記画像はプロクターアンドギャンブルの2021年10月現在までの株価推移になります。
見て分かる通り長期的に見ると完全に右肩上がりの素晴らしい形になっています。
直近、新型コロナウイルスの影響で一旦は株価が下がったもののそれ以上に株価が伸びています。
投資をする際にこのようなチャートを形成している銘柄に投資すると、どこのタイミングで買ったとしても最終的には利益が出る可能性が高くなります。
そのため、株価の高い低いを気にせず定期的に積み立てていくことが大切になります。

プロクターアンドギャンブルの業績

次にプロクターアンドギャンブルの業績について解説していきます。
プロクターアンドギャンブルの売上高、営業利益、営業利益率
下記画像は2016年~2020年の売上高と営業利益、合わせて営業利益率をグラフにしたものになります。
左の数値は売上高と営業利益(百万ドル)を示しており、右の数値は営業利益率(%)を示しています。
売上高に関しては年々増加傾向にあり、営業利益率に関しても2019年以外は20%前後を維持できています。
生活必需品は売り上げが景気に左右されにくいため、安定的な利益が見込めます。

プロクターアンドギャンブルの配当データについて

次にプロクターアンドギャンブルに関する配当データについて解説していきます。
2005年から2021年10月現在までの配当金推移と増配率
下記のグラフが2005年から2021年10月現在までの配当金推移と増配率を表したものになります。
左の数値は1株当たりの配当金($)を示しており、右の数値は増配率(%)を示しています。
208年から2016年にかけて増配率が下がっていましたが、2016年から現在にかけてまた増配率が上がってきているため、良い傾向だと思います。
プロクターアンドギャンブルの年平均増配率は7.32%となっています。

下記のグラフが2005年から2021年9月現在までの4半期ごとの配当金推移と増配率を表したものになります。
プロクターアンドギャンブルの増配の特徴は、その年の2月の配当金を増配し、その増配後の配当金を5月以降も維持するということです。
そのため、その年に増配が行われるかどうかは2月の配当金を確認することで分かるようになります。

配当利回り
2021年10月21日現在の配当利回りは2.47%になります。
配当金支払月
プロクターアンドギャンブルの配当金支払月は、2月、5月、8月、11月の4回になります。
権利落ち日は、支払月の1カ月前になるので購入する際は注意が必要です。
権利落ち日:配当が貰える権利がなくなる日。この日より前に株を保有していれば配当を受け取ることが出来る。
連続増配年数と配当性向
下記画像は2016年~2020年のEPSと1株配当、配当性向をグラフにしたものです。
2020年5月現在の連続増配年数は63年、配当性向は59.1%となっています。
2019年を除く直近4年間の配当性向は60%~75%の間で推移しており、今後の増配余地もあると思います。
配当性向:利益のうちどれぐらいの割合を配当にまわしているかを表し、1株配当÷1株利益(EPS)の計算式によって求められる。

プロクターアンドギャンブルに投資するメリットとデメリット

最後にプロクターアンドギャンブルに投資するメリットとデメリットについて簡単に解説していきます。
プロクターアンドギャンブルに投資するメリット
プロクターアンドギャンブルは連続増配銘柄であるため、長期保有することで毎年増配の恩恵を受けることが出来ます。
定期的に入金することが出来る人であればその恩恵に気づくことがないかもしれませんが、FIREを達成した人や定年退職をして投資への入金があまり出来なくなった時にそのありがたみに気づくと思います。
追加投資を行わなくても配当金を増やしてくれる銘柄というのは個人的にも重宝しています。
配当利回り自体は2%前後とそこまで高くはありませんが、株価は順調に右肩上がりのため資産増加とキャッシュフロー増加に寄与してくれます。
プロクターアンドギャンブルに投資するデメリット
プロクターアンドギャンブルは名前を知らない人がほとんど居ないというレベルで有名な企業になりますが、2017年の調査によると企業の平均寿命は23.5年ということで、どんな企業にも倒産というリスクは伴います。
もちろん日本企業と米国企業では違うと思いますが、投資の世界に絶対という言葉はないので、個別株に投資をするということは倒産する可能性があるかもしれないと頭の片隅に置いておく必要はあると思います。
プロクターアンドギャンブルは配当利回りが約2.5%と高配当とは言い難い利回りになるため、今すぐに配当金がたくさん欲しいと言った方には不向きかもしれません。
まとめ

今回は保有している米国株銘柄『プロクターアンドギャンブル:PG』について解説しました。
プロクターアンドギャンブは連続増配年数が60年を超えており、配当王を呼ばれています。
連続増配年数が長い企業というのは連続増配年数を伸ばすことにも注力しているため、配当性向が比較的低く、業績が安定している企業は今後も増配を続けていく可能性が高くなります。
配当利回りは約2.5%と高いとは言い難い水準ではありますが、株価は一貫して右肩上がりを続けているため、資産の増加にも大きく寄与してくれる銘柄になっていると思います。
2021年10月時点でのPGの保有数は5株、MYPFに占める割合は3.50%となっています。
他にもエクソンモービルやコカ・コーラ、アルトリア・グループなどの解説もしているので、気になった方は下のリンクからご覧ください。
自分の保有している銘柄について知りたい方は投資進捗の方をご覧ください。
下記記事は2021.9月時点での投資進捗になります。
投資進捗では毎月購入した銘柄や受け取った配当金についての報告を行っています。
みなさんの投資の参考になれば幸いです。
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