こんにちは、AYLBlog を運営しているRyoです。
今回はお金持ちがさらにお金持ちになっていく要因である、『r>gの法則』について解説していきます。
この『r>g』の公式の信憑性に関しては、『21世紀の資本』という本を読んでいただければわかると思います。
ざっくり説明すると、トマ・ピケティという方が20か国、200年以上という膨大なデータを研究した結果が『r>g』ということです。
詳細を知りたい方は下記リンクから購入して、読んでみて欲しいと思います。
この記事を読むことで
▷ rやgは何を表しているか
▷ この公式から分かること
▷ お金持ち側にまわるにはどうしたらよいのか
について理解出来ると思います。
rやgは何を表しているか

まずは公式のrやgが何を表しているのか解説していきます。
rとは資本収益率を指す
rとは資本収益率のことを指します。
資本収益率とは簡単に言うと、資産運用による資産の増加率になります。
1年間資産運用した結果、何%資産が増加したかを表しています。
この資本収益率は平均4~5%と言われています。
gは経済成長率を指す
gとは経済成長率のことを指します。
経済成長率とは簡単に言うと、労働者の収入増加率になります。
労働者が働くことによって収入がどれだけ増加していくかを表しています。
この経済成長率は平均1~2%といわれています。
この公式から分かること

rとgについて理解出来たと思うのでこの公式が表していることは何か解説していきます。
働くことよりも、資産運用をした方が稼げる
r>gから分かるように、働くことで稼ぐよりも資産運用をした方が稼げるということになります。
これがまさしくお金持ちがどんどんお金持ちになる要因になります。
お金持ちというのは資産が多いため、毎年の資産増加量も多くなります。
増加した資産がまた次の年、資産を生み出します。
この複利効果を利用することでどんどん資産が増えていくということです。
お金持ちと労働者の経済格差はどんどん広がっていく
rの増加率が4~5%、gの増加率が1~2%になるため、年々お金持ちと労働者の経済格差が広がっていくことがわかると思います。
お金持ちはどんどんお金持ちに、貧乏な人はどんどん貧乏になっていってしまいます。
そのため、少しでもお金持ち側にまわる努力をすることが必要になってきます。
お金持ち側にまわるにはどうすれば良いか

最後にお金持ち側にまわるためにはどうすれば良いか解説していきます。
少しでもいいから資産運用をする
ここまで読んだ方ならもうお分かりかと思いますが、お金持ち側にまわるには資産運用をすることが必要になります。
なぜなら、働いて稼ぐよりも資産運用をする方が稼げるということを『r>g』が証明してくれているからです。
もし、投資にまわすお金がないという人は本当に無駄な支出をしていないか、会社員の年収だけを頼りにしていないかをじっくり考え頂きたいです。
固定費の削減や副業による収入増加はとても効果があります。
少しでも投資にまわせるお金を増やして資産運用をすることで、経済格差の拡大を止めることが出来ます。
まとめ

今回はお金持ちがさらにお金持ちになっていく要因である『r>g』の公式について解説しました。
このまま何もしないと、お金持ちと労働者の経済格差は広がっていく一方です。
さらに、トマ・ピケティさんはこの経済格差は代々引き継がれていってしまうとも言っています。
お金持ちの家に生まれた人はお金持ちに、貧乏な家に生まれた人は貧乏になっていってしまうと。
そのため経済格差を拡大させないためにも行動が必要です。
資産運用するのか、それともまずは副業などで収入を増やすのか。
自分に合った方法でお金持ち側にシフトしていって欲しいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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