こんにちは、AYLBlog を運営しているRyoです。
今回は日本の代表的な株価指数『日経平均株価』について解説していきます。
日経平均株価は日本の株価水準や日本の景気を判断するものとして利用されており、日経平均や日経225といった呼び方をされることもあります。
タイトルにもありますが、日経平均株価は長らく低迷しています。
日経平均株価が長期にわたり低迷していることが日本人に『株式投資=損をする』といったイメージを植え付けてしまったのではないかと思っています。
この記事では、
▷ 日経平均株価とは
▷ 日経平均株価の構成銘柄
▷ 日経平均株価の過去からの推移
▷ 日経平均株価に投資出来る投資商品
について解説しています。
日経平均株価とは

まず初めに日経平均株価の概要を解説していきます。
日本を代表する企業225銘柄で構成
日経平均株価は、東京証券取引所一部に上場する約2000銘柄の中から選定された市場流動性(売買の活発さや安定度)の高い225銘柄で構成されています。
選定された225銘柄は年1回の定期見直しにより、銘柄の入れ替えが発生します。
定期見直しでは市場流動性とセクター(技術、金融、消費、素材、資本財・その他、運輸・公共の6つの分類)のバランスを考慮したうえで実施されます。
市場流動性が高い銘柄が採用され、低い銘柄は除外されることになります。
日経平均株価は東証株価指数(TOPIX)とともに日本の代表的な株価指数になります。
日経平均株価の構成銘柄

次に日経平均株価の構成銘柄(時価総額TOP10)ついて解説していきます。
日経平均株価の時価総額TOP10
2020年12月8日時点の日経平均株価の時価総額TOP10は下記のようになっています。
銘柄[証券コード] | 時価総額(円) |
---|---|
トヨタ[7203] | 23,490,318,944,908 |
ソフトバンクグループ[9984] | 14,825,142,857,020 |
キーエンス[6861] | 12,872,982,714,120 |
ソニー[6758] | 12,237,314,410,824 |
NTT[9432] | 9,947,011,797,000 |
ファーストリテイリング[9983] | 9,058,690,222,400 |
中外製薬[4519] | 8,302,940,163,315 |
任天堂[7974] | 7,688,152,910,000 |
日本電産[6594] | 7,593,682,699,980 |
第一三共[4568] | 7,174,485,779,817 |
時価総額ランキング第1位は日本を代表する自動車メーカーのトヨタ、第2は携帯電話会社のソフトバンクと言ったようにみなさんが聞きなれたメーカーがランクインしています。
第3位のキーエンスは平均年収ランキングで1位のため聞いたことがある人もいると思いますが、FA(ファクトリーオートメーション)を可能にするために必ず必要となるセンサーを開発しているメーカーになります。
構成銘柄一覧が見たい方はこちらからご覧ください。
日経平均株価の過去からの推移

次に日経平均株価の過去からの推移について解説していきます。
日経平均株価の1984年から現在までの推移
下記画像は日経平均株価の過去からのチャートになります。
これを見ると分かりますが、1989年までは上昇し続けていたのですがそこから14年間、2003年まではずっと下落しています。
ここまで下落されると投資しても資産が増えないと思ってしまうのも無理はないと感じます。
そこから2007年にかけて一旦上昇をするのですが、2009年にかけてまた大暴落しています。
現在は2009年から上昇をし続けており、1987年ぐらいの水準まで戻ってきています。
現在は新型コロナウイルスの影響で経済が停滞していますが、株価は上昇すると言った実体経済との乖離が起きているため、ここから上昇するのかはたまた下落するのかは注意して見ておく必要があります。

日経平均株価に投資出来る投資商品

最後に日経平均株価に投資出来る投資商品について解説します。
おすすめの投資信託
投資信託は一度積立設定をしてしまえば、あとはほったらかしで大丈夫なため一番簡単な投資方法になると思います。
下記商品がおすすめの投資信託になります。
①eMAXIS Slim国内株式(日経平均)
②ニッセイ 日経平均インデックスファンド
この2つの投資信託はノーロードと言って購入時の手数料が無料の投資信託になります。
信託報酬も0.154%と他の投資信託に比べると低めに設定されています。
投資信託について詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。
おすすめのETF
ETFは投資信託よりも信託報酬が低いのが特徴になります。
しかし、分配金の再投資が自動的に出来ない、分配金に税金がかかるというデメリットがあります。
下記がおすすめのETFになります。
①iシェアーズ・コア 日経225
このETFは信託報酬が0.1155%と他のETFよりも低く設定されています。
ETFについて詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。
まとめ

今回は日本の代表的な株価指数『日経平均株価』について解説してきました。
過去からの推移を見ると分かるように日経平均株価は長らく低迷しています。
最近は上昇基調にありますが、実体経済と乖離しているため下落する可能性が高いと考えています。
この長期間の低迷が日本人に『株式投資=損をする』というイメージを植え付けてしまったのではないかと思います。
しかし現在は日本だけでなくいろんな国に投資出来る環境が整っています。
世界No.1の経済大国アメリカに投資をすれば年平均5~6%の恩恵を受けることが出来ます。
アメリカの有名な株価指数S&P500については下記記事で詳しく解説しているので、気になる方はご覧ください。
投資をすることはリスクがあることですが、投資をしないのもリスクになりつつあります。
投資だからと言って毛嫌いせず、王道の投資をして賢く資産を増やしていきましょう!
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