こんにちは、AYLBlog を運営しているRyoです。
今回は意外と詳しく知っている人が少ない『自動車保険の強制保険と任意保険』について解説していこうと思います。
自分のような田舎に住んでいると買い物に行くのにも会社に行くのにも車が必要になってきます。
そのため1人1台車を保有するのが当たり前になっています。
しかし、車は維持費が結構かかってくるため、少しでも車に掛かる費用を抑えたいと思っている人は少なくないと思います。
この記事では、
▷ 自動車保険の種類
▷ 強制保険と任意保険
▷ 車の保険料を安くする方法
について解説しています。
自動車保険の種類について

まず初めに自動車保険の種類について解説していきます。
強制保険と任意保険
自動車保険には2種類あります。
それは強制保険と呼ばれる『自賠責保険』と加入が任意な『任意保険』があります。
自賠責保険は車を購入した時に加入する義務があり、加入していない場合は車検も通りません。
任意保険は加入の義務はありませんが、自賠責保険ではカバー出来ない範囲をカバー出来るような多種多様な保険が用意されています。
このように自動車保険には大きく分けて2つの保険が用意されています。
強制保険である自賠責保険について

次に強制保険である自賠責保険について解説していきます。
自賠責保険とは
自賠責保険とは、正式名称を『自動車損害賠償責任保険』と言い、車を運転するドライバーが必ず加入しないといけない保険になります。
自賠責保険に加入していることで、万が一交通事故によって相手に怪我を負わせたり、後遺障害を負わせてしまったり、死亡させてしまうなどの人身事故において、加害者側が被害者に対して支払う賠償金が補償されます。
この保険の対象は被害者のみになり、怪我をさせた時に最大120万円、死亡させてしまった時に最大3000万円、後遺障害を負わせてしまった時に最大4000万円を補償してくれます。
被害者の物に対する補償や自分の怪我、車の破損などを補償するには任意保険に加入する必要があります。
任意保険について

次に任意保険について解説していきます。
任意保険とは
前述しましたが、任意保険とは加入する義務はなく、自賠責保険ではカバー出来ない範囲をカバーする目的で加入する保険になります。
任意保険で補償出来る内容には大きく分けて3つの種類があります。
1つ目は被害者や被害者の物に対する補償(賠償保険)、2つ目は自分や同乗者を対象にした補償(傷害保険)、3つ目は自分の車に対する補償(車両保険)になります。
これ以外にも特約というものがあり、代車費用が無料になったり、弁護士費用を負担してくれるなどたくさんの特約があります。
もちろんですが、基本的に特約はつければつけるほど費用は高くなります。
被害者や被害者の物に対する補償(賠償保険)について
賠償保険の中には、対人賠償保険と対物賠償保険があります。
対人賠償保険とは、自動車事故によって被害者が怪我や死亡してしまった場合、後遺障害が残ってしまった時に、自賠責保険の補償額を超過した部分を補償してくれる保険になります。
対物補償保険とは、自動車事故によって他人の所有物に被害を与えてしまった時に補償してくれる保険になります。
この2つの補償は『無制限』にされている方が多いと思いますが、過去の賠償金などを見ると3億や4億と言ったものがあるため、『無制限』にすることをおすすめします。
自分や同乗者に対する補償(傷害保険)について
傷害保険の中には、人身傷害保険、搭乗者傷害保険、無保険者障害特約、自損事故障害特約があります。
ここでは自分で内容の決めれる人身傷害保険と搭乗者傷害保険について解説していきます。
人身傷害保険とは、自動車事故によって自分や自分の家族、または保険契約中の車に乗っている人が身体に損害を受けた場合に補償してくれる保険になります。
搭乗者傷害保険とは、自動車事故によって保険契約中の車に乗っている人が身体に損害を受けた場合に補償してくれる保険になります。
人身傷害保険と搭乗者傷害保険は一見似たような保険に思えますが2つの保険の違いは、支払われる金額と補償が受けれる対象になります。
人身傷害保険は治療費などの実際の損害額が対象で支払われる金額は3000万円~無制限になります。
搭乗者傷害保険は指定された怪我や死亡が対象で、支払われる金額はあらかじめ自分で設定した金額になります。
自分の車に対する補償(車両保険)について
車両保険とは、自分の車が事故で壊れてしまった時や盗難にあった時に補償してくれる保険になります。
車両保険には一般タイプとエコノミータイプがあり、補償してくれる内容が異なっています。
一般タイプとエコノミータイプの補償内容は、下記画像のようになります。

一般タイプの方が補償内容は充実していますが、当然金額も高くなっています。
車の保険料を安くするには

最後に車の保険料を安くする方法について解説していきます。
ただし、個人的な意見も含まれるためその点はご了承ください。
車両保険が必要か考える
車の保険料を大きく下げる方法としてまず挙げられるのが車両保険の有無です。
車の保険料は車両保険を付けるか付けないかで大きく変わってきます。
補償金額によっても変わるため、補償金額が高くなるほど金額も上がります。
そのためまずは自分の車に車両保険が必要か、不要なのかを考えてください。
自分は、事故を起こして車が故障した時に部品代が高額になることがわかっている時は車両保険を付けるようにしています。
以前、LEXUSに乗っていた時は車両保険付けていましたが月々の保険料が12000円とかなり高額でした。
今は10年落ちの軽自動車に乗っているのですが、車両保険は付けていません。
車両保険を付けたとしても補償金額は50万円程度ですし、それぐらいなら自分で払える金額の為、付けないことにしました。
車両保険のジレンマとして、事故を起こした時に金額は多少大きいが自分で払えなくもない金額の時に車両保険を使うかどうかを悩むことです。
例えば修理代が30万円だったとすると、払えないという金額ではないと思いますが、車両保険を使うと等級が下がり保険料が上がってしまいます。
本来であればこのような時に使うのが保険になりますが、使ってしまうと保険料が上がってしまうため、使わないと考える人もいるのではないでしょうか。
このようなジレンマもあるため、本当に車両保険が必要かどうかを判断して欲しいと思います。
年齢制限を付ける
車の保険料を安くする方法として、運転者の年齢条件の見直しがあります。
自動車保険は補償する運転者の年齢によって保険料が変わってきます。
1番保険料が高くなるのが全年齢を補償で、その次に21歳以上、26歳以上と補償対象の年齢を上げていくことで保険料を安くすることが出来ます。
特約の見直し
自動車保険には様々な特約があります。
特約は付ければ付けるほど保険料は高くなるため、本当に必要な物だけを付けて欲しいと思います。
そもそも保険というのは自分では支払えないため、代わりに保険会社に支払ってもらう物になります。
車両保険や代車特約などもそうですが、自分で全額負担出来るならつける必要はありません。
ぜひこのような視点で考えていって欲しいと思います。
まとめ

今回は意外と詳しく知っている人が少ない『自動車保険の強制保険と任意保険』について解説してきました。
車を保有していると必ずかかってくる自動車保険ですが、この自動車保険について詳しく知らず、無駄な保険料を払っていることもあると思います。
例えば車両保険には入っておいた方がいいよと言われて、そのまま何も考えずに入ってしまうと保険料が高くなってしまいます。
あくまで個人的な意見ですが、保険というのは自分が支払えないため、代わりに保険会社に支払ってもらう物なので、自分で支払えるものに対しては保険に入る必要がありません。
自動車保険だけでなく、医療保険などの民間保険もこのような視点で考え行くと本当に必要な保険を見極めることが出来るため、無駄な保険料を払うこともないと思います。
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