こんにちは、AYLBlog を運営しているRyoです。
みなさんに質問です。
自分の資産はどのようにして保有していますか?
たぶん、ほとんどの人が銀行に預けているのではないでしょうか。
そして、その理由は投資は怖いからやお金が増えることはないけど減ることもないからなどといった理由ではないでしょうか。
しかし、その考え方には間違いがあります。
銀行預金は立派な投資ですし、銀行にお金を預けているだけではお金の価値が減っていってしまう時があります。
この記事では、
▷ なぜ銀行預金が投資になるのか
▷ 銀行預金をしていてお金の価値が減るタイミング
▷ インフレから資産を守る方法
について解説しています。
なぜ銀行預金が投資になるのか

まず初めになぜ銀行預金が投資になるのかということついて解説していきます。
銀行はみなさんから集めたお金を企業に貸している
銀行というのはみなさんがお預けたお金を企業に貸すことで利子を受け取り利益を出しています。
そして企業から受け取った利子の中からみなさんの口座残高に応じて利子を分配しています。
ここで気づくかと思いますが銀行に預けるということは間接的に企業にお金を貸している、いわゆる投資をしているということになります。
そのため銀行にお金を預けるということは投資をしているといった認識をする必要がありますし、銀行預金も立派な資産運用になります。
自分で投資先を選んだ方がリターンが良い
銀行にお金を預けると銀行側が投資先を選んでくれます。
そのため、自分で投資先を選ぶ手間も省けますし、失敗しても自分のお金が減るわけではありません。
しかし、その投資に対するリターンは年率0.001%です。
これを具体的な数字で表すと、100万円を預けたとしても年間10円(税込)のリターンしかないということです。
仮に個人で投資先を選んだとしたら、利回り3%の企業に投資すればリターンは3万円になります。
もちろん、リターンが高いかわりに元本が減るリスクはあります。
銀行預金をしていてお金の価値が減るタイミング

次に銀行預金をしていてお金の価値が減るタイミングについて解説していきます。
インフレ時は相対的にお金の価値が減る
銀行預金をしていてお金の価値が減るタイミングというのはインフレが起こっている時です。
インフレとは物の価値が上がることを指します。
ここで重要なのは『口座残高の額面』は減りませんが、『お金の価値が減る』ということです。
具体例をあげると、毎年2%のインフレが起きているとします。
そうすると、今年1個100円で買えたりんごが来年には1個102円になります。
今年は100円で買えたりんごが、来年には2円も多く支払わないといけないという状況になります。
りんご1個を買うということは変わっていないのに、2円も多くお金を支払うということは、相対的にお金の価値が減っているということになります。
これがみなさんが気づいていない銀行預金の最大のデメリットになります。
インフレの影響度は個人によって違う
インフレの影響がどれくらいあるかは個人によって違います。
なぜならりんごが毎年2%インフレしたとしても、りんごを買わない人は影響を受けないからです。
しかし、頻繁にりんごを買う人であればかなりの影響を受けます。
なのでこのインフレに関しては他人事と思わず、身近なものだと認識する必要があります。
インフレから資産を守る方法

最後にインフレからお金の価値を守る方法について解説します。
変動する資産を持つ
インフレから自分の資産を守る方法は、価値が変動する資産を持つことです。
それは株式であったり、不動産であったり、金になります。
変動する資産というのは良くも悪くもインフレやデフレの影響を受けます。
そのため、株式や不動産はインフレには強いですがデフレには弱いという特徴があります。
逆にデフレに強いのは債券や現金になります。
何が言いたいかというと、インフレ時だけ、デフレ時だけに価値が上がる資産を持つのではなくインフレ、デフレどっちになっても資産が大きく減少しないようにすることが大切だということです。
まとめ

今回は銀行預金をしていることでのデメリットについて解説してきました。
銀行預金は口座残高が減らないため安心している人が大多数だと思いますが、インフレ時には価値が減ってしまいます。
それでいて、間接的に投資をしていることになり、すごく低い利回りで運用していることになります。
どうせ投資をするなら自分で投資先を選んだ方がリターンが大きいですし、インフレ時には資産が増えていく可能性もあります。
もちろん投資にはリスクがあるため、実際に投資をする時は自分で判断して欲しいと思います。
自分がおすすめする投資法は、高配当株式投資になります。
高配当株式投資については下記記事で詳しく解説しています。
マネーリテラシーを向上させて、自由な生き方を目指しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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