【要約】『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』について解説

本の要約・感想
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こんにちは、AYLBlog を運営しているRyoです。

今回は『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』について解説していきます。

本書は穂高唯希さんが30歳でFIREを達成したことについて、何に投資をしてきたか、投資をしていた時に意識していたことについて詳しく書かれています。

もしFIREの達成を目指しているのであれば、本書を読むことで参考に出来ることがたくさんあると思います。

この記事では、

▷ FIREとは

▷ 30歳でFIREを達成した具体的な方法


▷ 支出の最適化するための方法15選

▷ 実際に投資をしている銘柄とおすすめのETF

について解説しています。

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そもそもFIREとは

まず初めにFIREについて簡単に解説していきます。

すでに知っているという方もいると思いますが、おさらいする気持ちで読んで頂けると幸いです。

FIREとは会社を早期退職し、自分の好きなことをして生きていくこと

FIREとは最近アメリカなどで流行っているムーブメントでFinancial Independence Retire Early(ファイナンシャル インデペンデンス リタイヤ アーリー)の頭文字を取っています。

これを日本語訳すると、『経済的自立、早期退職』になります。

要するに会社の給料に頼らなくても生活をしていくことが出来る状態で早期退職をして、残りの人生を自分のしたいことをして生きていこうという意味になります。

ただし、会社からの給料に頼らないということはそれ以外に収入がないと生きていけません。

そのため、投資をして資産収入を得たり、副業などをして収入を得る必要があります。

FIREのメリット、デメリットについて

FIREを達成するメリットは、完全なる自由を手に入れることが出来るということです。

生活費の全額を会社からの給料以外で支払えるため、自分の収入の範囲内であれば時間にも場所にも縛られることなく自分がやりたいことをすることが出来ます。

FIREのデメリットは、収入を資産収入に頼っている場合、暴落などで資産収入が減ると、それに伴って生活水準も落ちてしまうことです。

これを回避するには副業をする、軽い仕事をして収入を得るという方法があります。

生活費の全額を資産収入で賄うのではなく、生活費の半分を資産収入で賄い、残り半分を軽い仕事で稼ぐと言った『サイドFIRE』といった生き方もあります。

FIRE、サイドFIREについては下記記事で詳しく解説しています。

30歳でFIREを達成した具体的な方法

次に穂高さんが30歳でFIREを達成した具体的な方法を解説していきます。

FIRE達成に必要なのは、支出の最適化と高配当株への投資

FIREを達成するためには、生活費<資産所得にする必要があります。

この式から分かるように、生活費は低ければ低いほど、資産所得は高ければ高いほどFIRE達成までの時間は短くなります。

穂高さんは給料が入金されるとその8割を、高配当株や連続増配株に投資をし続けてきました。

その結果、30歳という若さでFIREを達成することが出来ました。

給料の8割を投資に回すということは真似しづらいかもしれませんが、高配当株や連続増配株に投資をし続けると言ったことは真似出来るのではないでしょうか。

なぜ高配当株、連続増配株に投資をしているのか

投資で利益を得るためには市場に居座り続ける必要があります。

一時的な調整局面や暴落時に資金を引き揚げてしまっては、その後の上昇相場のリターンを受けることが出来ません。

そのため、どんな時でも一時の感情に左右されず、株を買い増していける環境が必要になります。

そういった時に高配当株や連続増配株が候補として有力になります。

なぜかと言うと定期的に配当金というキャッシュフローが発生するからです。

この配当金が調整局面や暴落時に心の支えになったり、株価の下落を抑えるクッションにもなるからです。

株価が下落すれば配当利回りが上がりますし、株も安く買うことが出来るとポジティブに考えることが出来ます。

配当金を出していない株を積み立てる場合は、株価の下落とともに資産も大きく減少していくため、心理的には買い増しづらくなってきます。

いつ戻るか分からないまま株を積み立てるよりは、定期的なキャッシュフローを生んでくれる株の方が継続的に買い増しを行っていきやすいと思います。

さらに高配当株や連続増配株であれば、FIREを達成後も資産を取り崩さなくても収入が入ってくるので、その点は資産を崩しながら生活するFIREよりも安定感があるのではないかと思います。

支出の最適化をするための方法15選

次に支出を最適化するために穂高さんが実践していることについて紹介していきます。

ただし、15個もあるので各項目の解説は簡単なものにさせて頂きます。

その①:ペットボトル飲料は買わず、水筒持参

自分の会社では昼休みにペットボトルを自販機で買っている方が多く見られます。

しかし、1日1回150円のペットボトルを買っていたとすると、年間費用としては54750円もかかってきます。

それを家から持参したお茶などにすることで大きな費用削減に繋がります。

その②:たばこを買わず、たばこ株を買え

たばこというの1箱500円程度すると思いますが、それを1日で吸いきるとするとたばこ代だけで年間182500円の費用が掛かります。

しかし、これをたばこではなくたばこ株(アルトリア・グループ)に投資した場合は、年間配当8.27%になるので、182500円の資産と約15000円の配当金を生んでくれます。

年間182500円の消費を選ぶか、年間15000円の配当を生む資産に投資するのかで大きな差が生まれます。

その③:飲み物は白湯でOK

白湯はお財布にも腸にも優しく健康的です。

原料も水ですし、特別な作業工程もいりません。

対照的な飲み物としてスタバがあげられます。

値段も高めですし、砂糖も大量に入っています。

その④:デートは、公園で手作り弁当ピクニック

デートと言っても高いレストランなどにいく必要はありません。

価値観さえ合えば、自分たちでお弁当を作り、自然豊かな公園で太陽光を浴びながら食事するのも素敵なことです。

仮にそれで値段に関して言ってくるのであれば、パートナーはあなたではなくあなたの財布を見ている可能性があるので一度付き合い方を考えた方が良いかもしれません。

その⑤:書籍は図書館利用(新刊は予約)

図書館を利用すれば、いろんな本が無料で読めますし、新刊も予約することで読むことが出来ます。

気になった本を10冊借りるのと、10冊買うのでは金額的にもかなりの差が出てきます。

その⑥:会社の飲み会は必要最低限

これは価値観次第ですが、嫌々参加しているのであれば参加をしないようにした方がいいと思います。

1回の参加で5000円はかかってきますし、お金だけではなく時間も数時間取られます。

時間というのは有限で、一度きりの人生ですし、飲み会に使うはずの時間を副業などに使った方が今後のためになるかもしれません。

その⑦:株主優待を活用すべし

日本株には株主優待というものがあります。

株主優待には、お米や映画観賞券、高級ティッシュ、コンタクトレンズなどを貰えるものがあり、それを活用することで生活費を浮かせることが出来ます。

そして浮いた分でさらに株を買うことで配当金を増やしたり、株主優待を増やしたりできます。

これを循環させることで資産の形成速度が加速していきます。

その⑧:散髪はセルフカットか、1000円カット

これはかなり価値観に左右されますが、カットにこだわりがない方は大きな節約につながると思います。

自分は美容室代として1回につき12000円ほどかかっていますし、高い時には2万円を超える時もあります。

仮に3カ月に1回美容室に行き12000円かかるとして、それを1000円カットにすることで年間44000円の差が生まれます。

これはかなり大きな差ですが、美容室代は自分の気分を上げるものでもあるため、自分の場合はこれを削減することはしません。

その⑨:携帯は格安SIM

固定費というのは毎月かかってくる費用なので削減効果もとても大きいです。

特に携帯電話でおすすめなのは楽天モバイルです。

今はキャンペーンでプラン料金が1年間無料(先着300万名限定)になっていますし、プランが見直され、使用したギガ数に応じて料金が変わるようにもなります。(2021年夏の予定)

三大キャリアだと月1万円ぐらいかかっている方が多いと思いますが、それを格安SIMや楽天モバイルにすることで月7000円ほど節約することが出来ます。

その⑩:プールやジムは公共施設を活用

節約のしすぎで健康を損ねては本末転倒ですので、適度な運動が必要になってきます。

しかし、ジムなどはかなり会費も高くなっています。

そこで公共施設を利用することで費用を大きく削減することが出来ます。

しかも、公共施設であれば利用する時にお金を払うため、年会費のように利用しないと損!みたいな現象にもなりません。

その⑪:コンビニでの買い物は避けよ

コンビニは24時間営業といつでも利用出来る便利さ故に値段がかなり高く設定されています。

コンビニで500mlペットボトルを買うお金があれば、スーパーで1.0Lペットボトルを買えます。

このように便利である反面、出費が簡単に大きくなってしまうため、なるべくコンビニの利用は避ける必要があります。

その⑫:買い物カートは使わない

買い物カートを使ってしまうと、買う必要がない物までたくさん買ってしまうリスクがあります。

ただし、これに関してはこまめに買い物に行くよりはまとめ買いした方が移動費も抑えられていいのでは、と思ったりもします。

自分みたいに田舎に住んでいる方だとスーパーに行くのに時間がかかると言ったこともあるので、これはケースバイケースだと思います。

その⑬:支払いは現金ではなくクレカで

クレジットカードを利用することで、現金払いではもらえないポイントを貰うことが出来ます。

塵も積もれば山となるという言葉があるように、一度だけでは少ないポイントですが、一生と考えると1%のポイント還元もかなりの額になります。

自分は家賃などを楽天カード払いにしていますが、それによって月1000ポイント以上を貰えています。

口座引き落としでは貰えないため、これだけでも年間12000円の差が生まれます。

さらにこのポイントを利用して、楽天モバイルの支払いをしたり、ガソリンを入れたりすることでかなりの節約につながります。

その⑭:保険には入らない

これに関しては家族の有無などに左右されてきますが、公的保険のカバー範囲と見比べて本当に民間保険に加入すべきなのかは判断する必要があります。

ただし、1つ言えるのは貯蓄型保険はいらないということです。

個人年金保険やドル建て保険などがありますが、それに加入するなら証券口座を開設して、全世界株に投資した方が、利回りもいいですし、老後資金にもなります。

その⑮:階段は資源

これは読んでいて結構面白い発想だなと思いました。

会社に出社しているサラリーマンであれば1日1回は階段を目にするのではないでしょうか。

階段とエレベーターがあればエレベーターを利用する人が大半だと思いますが、そこで階段を利用することで健康にもいいですし、太ももにも負荷がかかり筋トレにもなります。

運動することで頭も活性化するので、出社時やお昼休憩後に利用することで頭が活性化した状態で仕事をすることが出来ます。

投資をしている銘柄とおすすめのETF

次に穂高さんが実際に投資している銘柄や、おすすめしているETFについて解説していきます。

投資に時間を掛けたくなければ『米国ETF』がおすすめ

ETFとはリアルタイムで取引が出来る投資信託になります。

ETFであれば数十~数百銘柄に分散投資出来ますし、信託報酬も低く抑えることが出来ます。

個別株のように倒産リスクもなく、安心して積み立てていける商品になっています。

ETFについて詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。

特におすすめのETFが高配当ETFと呼ばれている『VYM』『HDV』『SPYD』になります。

こちらの3つのETFであれば3%~6%程度の配当金が見込めますし、インカムゲインだけでなくキャピタルゲインも狙うことが出来ます。

VYMに関してはまだ記事を書けていませんが、HDVとSPYDに関しては解説しているので下記リンクからご覧ください。

個別株をポートフォリオに組み込むことで配当金を最大化させる

ETFというのは分散もされていて、安心して積み立てていける一方で配当利回りも平均化されてしまいます。

そんな時に配当利回りを最大化させてくれるのが高配当株や連続増配株になります。

個別株には市場平均を上回るリターンを生み出す可能性や配当利回りを最大化させてくれると言ったメリットがある代わりに、倒産リスクや世界情勢の逆風による株価下落のリスクがあります。

そのため、個別株に投資をする際は上記のようなことを頭に入れておくことが必要です。

穂高さんが実際に投資している銘柄として紹介されているのが、『ジョンソン・エンド・ジョンソン』『アッヴィ』『アルトリア・グループ』『ベライゾン・コミュニケーションズ』『AT&T』『サザン・カンパニー』『デューク・エナジー』『エクソンモービル』『ロイヤル・ダッチ・シェル』『IBM』になります。

本記事ではこれらの銘柄の詳しい解説に関しては割愛させていただきますが、本書では各銘柄の『過去15年間における配当再投資込みのトータルリターン』、『過去5年間における平均配当利回り』、『リーマンショック時におけるドローダウン』、『連続増配年数』などの特徴を細かく解説しています。

特徴について気になる方は本書を購入して読んでみてください。

まとめ

今回は30歳でFIREを達成した穂高唯希さんが執筆された『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』について解説してきました。

本書はFIREを達成するにあたって大切なこと、意識したことがたくさん書かれています。

今回は紹介出来ませんでしたが、本書の最後にはそれぞれのケースにあった資産形成法ということで年齢や家族構成、投資目的の違いからその人にあった資産形成法が紹介されています。

穂高さんは本書の内容を実践し続けたことでFIREを達成したので、本書の内容を真似して実践することで間違いなくFIREに近づいていきます。

FIREを目指している方、高配当株式投資を実践している方には絶対読んで欲しい本になります。

みなさんも投資をして自由な生き方をしていきましょう!

Twitterでブログの更新や自分が影響を受けた言葉などについて発信しているため、そちらのフォローもよろしくお願い致します!

最後までお読みいただきありがとうございました!

投資をする最終判断は自己責任でお願いします。

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