こんにちは、AYLBlog を運営しているRyoです。
今回は米国の配当成長ETF『RDVY』について解説していきます。
この記事は下記のようなことを知りたい方におすすめの記事になっています。
▷ RDVYの基本情報
▷ NASDAQ US Rising Dividend Achievers Indexについて
▷ RDVYの特徴
▷ RDVYのセクター構成比率
▷ RDVYの組み入れ銘柄TOP10
▷ RDVYの株価推移と配当金推移
▷ RDVYの年平均リターン
RDVYの基本情報

まず初めにRDVYの基本情報について解説していきます。
ファーストトラスト社が運用する配当成長ETF
名称:First Trust Rising Dividend Achievers ETF(ファーストトラスト・ライジング・ディビデンド・アチーバーズETF)
連動指数:NASDAQ US Rising Dividend Achievers Index(インデックスティッカー:NQDVRIS)
運用会社:First Trust(ファーストトラスト)
ファンドの設定日:2014年6月1日
組み入れ銘柄数:50銘柄
純資産総額:1兆2516億円(2022/4/21の為替レート換算)
経費率:0.50%
直近配当利回り:1.25%
配当金支払月:3月、6月、9月、12月
NASDAQ US Rising Dividend Achievers Index(NQDVRIS)とは
NASDAQ US Rising Dividend Achievers Index(NQDVRIS)とはNASDAQが過去3年間および5年間の年間配当額が増加し、かつ今後も配当額の増加が見込まれると判断した証券で構成されている指数になります。
下記画像はNASDAQ US Rising Dividend Achievers Index(NQDVRIS)のチャートになります。
下記チャートには表示されていないのですが、この指数は2013年10月21日に基準値1000として開始されています。
直近7年間のCAGR(年平均成長率)は12.23%になります。

RDVYの特徴
株価上昇はかなり期待出来る
指数のチャートやRDVYの株価推移を見てもらうと分かりますが、株価の上昇についてはかなりの高パフォーマンスとなっています。
配当金よりも株価上昇を期待する人にとってはおすすめの銘柄になると思います。
配当金推移は不安定
RDVYの配当金はあまり安定していません。
配当成長をコンセプトに置いているのにも関わらず、過去に2度の減配を行っています。
さらに前年同期比が+50%になったり、-50%になったりと振れ幅もかなりあります。
運用コストが高め
RDVYの経費率は0.50%と主要な米国ETFと比べると高い水準にあります。
経費率はパフォーマンスが良い時も悪い時もかかってくるものになるため、経費率は出来る限り低い物がおすすめとなります。
ちなみに米国ETFの最低経費率は0.03%になります。
RDVYのセクター構成比率

次にRDVYのセクター構成比率について解説していきます。
RDVYのセクター構成比率
下記画像は2022年3月18日時点でのRDVYのセクター構成比率になります。
RDVYは金融セクターの割合が1番高く、その次に情報技術、資本財、一般消費財と続いています。

RDVYの組み入れ銘柄TOP10

次にRDVYの組み入れ銘柄TOP10について解説していきます。
RDVYの組み入れ銘柄TOP10
下記画像は2022年3月18日時点でのRDVYの組み入れ銘柄TOP10になります。
RDVYのPF全体における組み入れ銘柄TOP10の割合は20.16%となっています。

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RDVYの株価推移や配当金推移、年平均リターンについて

最後にRDVYの株価推移や配当金推移、年平均リターンについて解説していきます。
RDVYの株価推移
下記画像はRDVYの設定来の株価推移になります。
RDVYは設定日が2014年と比較的新しいETFになるので誕生してからまだ8年ほどしか経過していませんが、今のところは綺麗な右肩上がりで株価が上昇しています。
株価のみのCAGR(年平均成長率)は11.93%となっています。

RDVYの配当金推移
下記画像はRDVYの設定来の配当金推移になります。
配当成長ETFとは言うものの配当金推移に関しては上下を繰り返しています。
おそらく組み入れ銘柄が50と少ないため、その影響を受けているのではないかと思われます。
年平均増配率は4.63%となっています。

下記画像はRDVYの4半期ごとの配当金推移と増配率になります。
RDVYの各配当金に関しては前年同期比+50%になる時もあれば、-50%になる時もあり、1回当たりの配当金に関してはかなり不安定となっています。
こちらに関しても組み入れ銘柄数が少ないことが影響していると思われます。

RDVYの年平均リターン
下記画像はRDVYの年平均リターンになります。
5年間の年平均リターンに関しては14.80%となっており、設定来については13.67%とかなりの高リターンとなっています。

まとめ

今回は米国の配当成長ETF『RDVY』について解説してきました。
RDVYは2014年に設定されたばかりの新しいETFになるのですが、株価は今のところ順調に右肩上がりで上昇していっています。
しかし、配当成長ETFとは言ったものの配当金に関してはかなり振れ幅があり、2度の減配も行っています。
これに関してはおそらく組み入れ銘柄数が50銘柄と少ないことによって1銘柄がPF全体に与える影響が大きいのではないかと思います。
安定した配当金を受け取りたい方に関してはVIGやDGRO、DGRWに投資するのがおすすめです。
特に自分がオススメしたいのはDGRWになります。
DGRWについて詳しく知りたい方は『【米国ETF】VIGよりもおすすめ?DGRWの株価や配当金、連動指数、年平均リターンなどの基本情報について徹底解説』の方をご覧ください。
この3ETFに関しては他の記事で比較も行っているので、VIG、DGRO、DGRWの比較について詳しく知りたい方は『【米国ETF比較】DRGOvsVIGvsDGRW一括/積立投資によるリスク・リターン比較』の方をご覧ください。
もし自分の保有している銘柄について知りたいという方がいましたら『【高配当株式投資進捗】2022.4月の投資進捗と現在の金融資産額、トータルリターンについて』の方をご覧ください。
投資進捗では毎月購入した銘柄や受け取った配当金、MYPFのトータルリターンなどについての報告を行っています。
みなさんの投資の参考になれば幸いです。
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